作詞: 許丙丁・台湾民謡
この曲は私と同じ台南出身の許丙丁により作られたもの。娘盛りの少女を、香りたつ六月のジャスミンの花に喩えて歌った、明快なメロディの台湾民謡。 曲の頭の部分では、ジャスミンの数を数え、その美しさをセリフにしてみた。
作詞・作曲: 周添旺(黎明)
1934年、作曲家周添旺は「雨夜花」に続き「河邉春夢」を発表。この曲は失恋をうたった歌。 「春風がまだ寒い河のほとりに一人佇む。昔恋人と共に歩いた川べりの情景は、当時と何も変わらない。だが自分自身は、様々な人生の山川を変遷し、すっかり変わってしまった。」これは中国の諺「景物依舊、人事全非」を表した内容。台湾民謡の美しいメロディを象徴する一曲。
作詞: 周添旺・作曲: 鄧雨賢
1934年(昭和9)に発表された曲。今でも国内外で最も人気ある古い台湾民謡として、歌い継がれている。紅燈の巷に生きる女性の悲しい運命を、花に例えて歌った曲。日本統治時代、日本語時局歌「誉の軍夫」(赤い襷に誉の軍夫、うれし僕らは日本の男)として歌われていた。
台湾語作詞: 周添旺・作曲: 鄧雨賢
この曲は1938年、「蕃姑娘」と言う曲名で、粟原白也が日本語歌詞をつけ、発表された。その後台湾語歌詞、中国語歌詞、90年代には客家語の歌詞もつけられた。 作曲者の鄧雨賢は、客家人であるのに、客家語の曲を一曲も書いていなかったので、90年代に入って客家語も作られた。 娘は若いうちにお嫁に行くのが一番・・・と言ったような軽快なリズムと楽しい歌詞が特徴。
作詞: 盧雲生・作曲: 呂泉生
1945年、戦乱の中、間もなくこの世に誕生する我が子を思い、呂泉生が作曲し、1951年に盧雲生が歌詞をつけた。この曲は台湾を代表する子守歌で、1993年には世界10大子守歌に選ばれた。
宜蘭民謡
タイトルの言葉は水滴の擬音。 台湾東部の太平洋に面したこの地域は、山に囲まれている。交通の便を良くする為に、人々はトンネルを掘り、汽車を通した。汽車がトンネルを通る時、水滴が落ち、トンネルの中に響き渡る。人々は今まで出会ったことのないこの情景に興奮し、開通を喜んだ。この曲は、汽車がトンネルを通る様子と、水滴の落ちる音をモチーフに作られた民謡である。
沖縄名護民謡より
作詞: 藤浦洸・作曲: 任光
任光が1935年に創作した曲。もとは広東の民間音楽「彩雲追月」という歌詞なしの曲。日本に伝わって高峰三枝子が歌う「南の花嫁さん」になる。その後、この曲が逆輸入で台湾に入り「幾度花落時」というタイトルで歌われている。
長崎県・生月島(いきつきしま)の隠れキリシタンの人たちが唱えるオラショより
作詞: 西條八十・作曲: 服部良一
曲のあたま部分に、昔の蘇州を詠んだ李白の「蘇台覧古」という七言絶句の朗読を入れました。